前回「癖」についてお話させていただきました。
お顔の鍼をする上で、私達施術者が容易に気がつく利用者さんの「癖」が「くいしばり」のように思います。
ご本人は意外と気づいてられない事が多く、またお伝えすると納得される事が多い「無意識」の習慣でもあります。
その理由は様々で、多くの場合ストレスにより身体、顎周りの筋肉に過度な圧がかかる事により起こると言われています。
美容的な面から見ても「くいしばり」はお顔の歪み、左右差、シワや影の原因になります。
顎関節症、頭痛、肩こりや、耳鳴り、めまい。
また、歯の磨耗。しいては、強い圧により歯を失う原因にもなるそうです。
このようなケースの場合、過緊張した筋肉を緩め、血流を促す事ができる鍼灸治療は、症状の緩和にかなり有効な施術だと言えます。
口の周り、口腔ケアはQOLと密接に関係しています。
オーラルフレイル!
健康予防の観点から考えても「鍼灸」はあらゆるフレイル(身体の衰え)予防に有効な施術であり、身体に負担をかける事のない「ファーストチョイスな施術」であると言えるのではないでしょうか⁈
クレイチング=くいしばり=音のない歯ぎしり
「くいしばリストさん」は「鍼灸セラピスト」へご相談を…
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